一日一書




 前4世紀頃の大篆体の「蜀」。60〜70センチ大の石鼓の側面の4センチ大の文字。隠されるのが常だった古代宗教文字の時代を過ぎ、大地に置かれた文字。文字が人目に触れるようになると大陸文明の大移動も始まった。この文字を縦に2倍程引き伸ばせば秦始皇帝時代の小篆体が生まれる。
 均一な書線からなる元祖・字画、石刻文字。

(解説 石川九楊)


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