一日一書




 許千可勢能布幾和多里●之由布培与利莫農阿多里三都乃於登須流(こちかせのふきわたりにしゆふへよりまのあたりみつのおとする)。
 万葉仮名で書かれた副島種臣(そえじまたねおみ)の書・東風解凍(とうふうかいとう)から「せ(勢)」。明治の一音一字化で「世」に一本化され捨てられた仮名、変体仮名。直の力に主律された力動感ある字。

 

(解説 石川九楊)


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