一日一書
後漢代初期、五二年頃の三老諱字忌日記(さんろうきじきじつき)の中の「貴」。石碑版の過去帖=鬼籍。完成した扁(へん)平な隷書(八分)以前の書体で古隷(これい)と呼ぶ。風化・風蝕した刻線、素朴な字形が古拙な魅力を醸す。
今日、貴船神社で恵みの雨を乞い豊かな稔りを願う雨乞祭。山峡と渓流、貴船はいい。今年も遠来の客をお連れしたい。
(解説 石川九楊)
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