一日一書
明の周芬(しゅうふん)作の印「弄」。上部は「王=玉」。下部は左右の手=●の変形。字画の先が幽霊の手か波のようだが、実は虎の爪(つめ)。格別鑑賞に耐える作品でもないとはいえ、印象的な雑体虎爪書印。
意味は玉をもちてあそぶこと=玩(もてあそ)ぶ=玩弄。和語の手玉と漢語の玉とは異なるが、漢語・翻弄(ほんろう)を手玉にとると訳する。
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(解説 石川九楊)
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