一日一書




 清朝の「酔い未だ醒めず」の箇所の「醒」。「酉(とり)」部の縦二画が略された異体字。文字通り波状の波磔(はたく)をもつ最終画は、起筆の後の送筆部で筆管をやや右にひねり、続く終筆部では反転して左にひねるところに生じている。
 いくぶんか、ひねり、ねじり、回すように使うため筆の軸は丸い。

(解説 石川九楊)


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