一日一書
書道を近代芸術に高めた中林梧竹の作。江風山月四曲屏風(びょうぶ)の「江」。
●(さんずい)はもと水「■」。水の流れか四つの点は起筆も終筆もなくスッと書かれ、中央はやや蛇行する。全体は山椒魚か水棲魔物のよう。対照的に旁「工」は強く粘りのある「トン・スー」の字画筆蝕。書は画、画は書である。
水辺に誘われる季節。
(解説 石川九楊)
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