一日一書




 欧陽詢(おうようじゅん)九成宮醴泉銘(れいせんめい)の「奉」(六三二年)。石の凹(へこ)みや欠けで一部不明瞭(りょう)だが、謹厳、緊直(きんちょく)な書きぶりは鮮やかである。
 二月の北野天満宮に続き、菅原道真の月遅れ命日。吉祥院天満宮で菜の花御供こと御供奉献祭(ごくうほうけんさい)。
 大まかに外形を結ぶと菱(ひし)形。正方形を45度回転した金剛石型が文字の基準。方形には書かない。

(解説 石川九楊)


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