一日一書




 比良八講を待たずに咲いた桜。春嵐は来るか。維新期の外務卿・副島種臣の「講」。「言」は副島流の大胆なくずし。続く「●」部も痩せた線で省略。対照的に「■」部第二筆以降は肥えた線ではっきり書く。振幅大きな大立ち回り。副島が露国から樺太買収の布石中に、黒田清隆と政府は千島との交換に走る。



(解説 石川九楊)


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