一日一書




 春の高校野球が始まった。入場行進曲はRe:Japan等が歌う新版「明日があるさ」。でも坂本九版と異なり、少し悲観と自棄の匂(にお)いがする。リサイクル、リフォーム、リクリエーション、リストラなど「リ(再)」しかかなわぬ時代ゆえか。
 明治時代の西川春洞の「再」。筆勢を欠き、躊躇(ためらい)の見られる書きぶり。

(解説 石川九楊)


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