一日一書
言葉に鋭敏であった良寛の愛語の中の「廻」。良寛の書は実にいい。「●」部横筆の各々やや右下がりの心任せのベクトルはにくい。肩肘張らない書法から「●」部の「■」部が左に位置する。だが、一画一画はしっかりと紙に食い込み、「愛語ヨク廻天ノ力アリ」の文意は重く、強い。
廻る春。今日復活祭(イースター)。
(解説 石川九楊)
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