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祇園祭の軒先にヒオウギ再び 風習復活へ山鉾町の半数展示

祇園祭にヒオウギを飾る文化の復活を目指し、取り組みを紹介する京都府花き振興ネットワークの原田代表(右端)
祇園祭にヒオウギを飾る文化の復活を目指し、取り組みを紹介する京都府花き振興ネットワークの原田代表(右端)

 祇園祭にヒオウギを飾る文化を復活させようと、生産者や流通、小売、自治体などの各関係者でつくる「京都府花き振興ネットワーク」が、山鉾町に呼び掛けてヒオウギを展示する取り組みを始めた。今年は菊水鉾や黒主山、鯉山など約半数での展示が決定。関係者は「多くの人に見てもらいたい」と期待している。

 ヒオウギはアヤメ科の多年草で、夏に黄やだいだいの花を咲かせる。祇園祭の季節には民家の軒先などに飾る風習があるが、近年は少なくなっている。同ネットワークが山鉾町で展示してもらいたいと企画した。

 祇園祭山鉾連合会を通じて呼び掛けてもらったところ、鉾や山を建てる全33町のうち、約半数が協力することになった。ネットワークの若手メンバーが各山鉾町を訪れてヒオウギを生け、会所などに飾る。

 10日、ネットワークの代表者らが市役所を訪問した。いけばな作家の松本博成さん(56)が花器に生けた宮津産のヒオウギを門川大作市長に贈り、取り組みを紹介した。門川市長は「ヒオウギがあちこちで見られるように応援する。市役所前にも植えてみては」と提案した。

 ネットワークの原田勲代表(63)は「風習を多くの人に知ってもらいたい」と述べ、若手の吉村陽さん(30)も「取り組みを通して花を飾る習慣を広げたい」と話した。展示は前祭(さきまつり)が14~17日、後祭(あとまつり)は21~24日の予定。

【 2015年07月11日 14時00分 】

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