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ゾウ効果、来園17%増 京都市動物園

本年度新たにオープンし、来園者でにぎわうゾウの飼育場(7月4日、京都市左京区・市動物園)
本年度新たにオープンし、来園者でにぎわうゾウの飼育場(7月4日、京都市左京区・市動物園)

 京都市動物園(左京区)の来園者が2015年度上半期(4~9月)だけで52万3107人となり、昨年同期(44万6023人)と比べて17・2%増と異例の伸びとなった。市はラオス政府から寄贈されたゾウの効果が大きいと見ており、本年度の来園者目標の85万5千人を上回る勢いとなっている。

 下半期も同じペースで伸びると、年間来園者が90万人を超える計算になる。

 来園者数のピークは1976年度の約140万人。少子化やレジャーの多様化で減少し、2002年度には近年で最も少ない約60万5千人まで落ち込んだ。その後も60~70万人台で推移したが、13年度に16年ぶりに80万人台へ回復した。

 ここ数年の伸びは、市が09年度以降、施設老朽化を踏まえた園の再整備と、展示動物の充実に努めた効果だ。昨年11月、京都市の譲渡要請を受けたラオス政府がアジアゾウ4頭を同園に寄贈。2月に一般公開され、7月には飼育場「ゾウの森」がオープンした。高山光史園長は「園内を回っていると、ゾウはどこですか、とよく尋ねられる」と人気ぶりを話す。

 園の再整備は、「もうじゅうワールド」「アフリカの草原」など動物をテーマごとに展示、京都の里山をイメージした「京都の森」の9月完成でほぼ終えた。トラなどの檻(おり)の一部をガラス面にしたり、キリン用の木道を設けたりして、動物をより近くで観察できるよう工夫。入り口やレストランを一新し、カフェも新設した。高山園長は「これからもイベントを充実するなど多くの市民に親しまれる動物園にしたい」と話す。

【 2015年10月21日 08時53分 】

ニュース写真

  • 本年度新たにオープンし、来園者でにぎわうゾウの飼育場(7月4日、京都市左京区・市動物園)
  • 京都市動物園来園者数の推移
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