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東北3県「震災復興道半ば」 京都マラソンにあわせ支援催し

宮城県沿岸部などで進む復興の様子を捉えた写真を見る人たち(京都市左京区・みやこめっせ)
宮城県沿岸部などで進む復興の様子を捉えた写真を見る人たち(京都市左京区・みやこめっせ)

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県の京都県人会による復興支援イベントが19日、京都市左京区のみやこめっせで始まった。震災から5年を前に、現地で見える復興の兆しや、原発事故でなお山積する課題などを写真やパネルで伝えている。

 震災の風化を防ごうと、21日号砲の京都マラソンの関連行事として毎年開いている。岩手と宮城は震災前後の写真、福島は復興状況を数値で紹介するパネルで、計約130点を展示している。物産品の販売ブースや郷土料理の屋台も設けた。

 岩手は2014年に三陸鉄道が全線の運行を再開したことから、式典で再開を喜ぶ住民や美しい海岸沿いを走る車両を紹介。高台に建てられた災害公営住宅の写真もある。

 宮城では建設が進む石巻市立病院や、昨年9月に運用を開始した国内最大規模の石巻魚市場などを通じ、少しずつ復興が進む様子が分かる。福島は原発事故の影響で、除染の進展状況や農産物に対する放射性物質のモニタリング調査のデータなどを中心にまとめている。

 京都岩手県人会の及川光夫会長(77)は「現地を訪れると復興が道半ばであることを感じる。展示を通じ、あらためて震災の記憶を思い出してほしい」と話す。

 石巻市雄勝町特産の雄勝硯(すずり)の再興や、慰霊モニュメント建立に向けたプロジェクトのコーナーもある。支援イベントは20日まで。

【 2016年02月20日 12時02分 】

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