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びわこ総文、次代へ継ぐ 滋賀県、新年度も高校生支援

びわこ総文の記録映像を見る関係者ら。レガシーを引き継ぐ形で来年度も高校生の文化芸術活動を支える(2月15日、大津市・ピアザ淡海)
びわこ総文の記録映像を見る関係者ら。レガシーを引き継ぐ形で来年度も高校生の文化芸術活動を支える(2月15日、大津市・ピアザ淡海)

 湖国を舞台に昨夏開催した全国高校総合文化祭(2015滋賀 びわこ総文)をひと夏の思い出に終わらせないよう、滋賀県教育委員会などは2016年度も高校生の文化芸術活動を支援する取り組みを行う。びわこ総文のレガシー(遺産)を最大限活用し、次代を担う若手芸術家の育成や、全国で競える拠点校の整備を始める。

 びわこ総文は昨年7月28日から5日間、県内13市で合唱や書道、将棋など22部門を実施。国内外から2万人近い高校生が参加し約8万7千人が観覧した。「滋賀で培った文化の薫りをどのように維持、発展させていくか」(河原恵・県教育長)との考えをもとに県は新年度予算で関連事業費550万円を計上した。

 計画では、びわこ総文で使ったびわ湖ホール(大津市)や県立文化産業交流会館(米原市)を会場に、リーダーとなり得る音楽や美術系の生徒が年10回程度専門家から集中指導を受けられるようにする。成績を競い合うような部門については拠点校を数校指定し、専門指導者の派遣や顧問教員の指導力向上に取り組み、全国大会での優勝や入賞を目指す。特別支援学校の活動発表の場を設けるなど普及面でのてこ入れも図る。

 県高校文化連盟も、このほど解散したびわこ総文県実行委員会から寄付を受けた剰余金約880万円を活用し、毎秋開く県高校総合文化祭の総合開会式を初めて実施することや、県高文連のホームページ開設を検討する。びわこ総文のマスコットキャラクター「湖楠(うみな)」やイメージソングを各校の文化祭や地域行事で使ってもらう計画も練っている。

 24年には滋賀国体があり、県は「文化とスポーツの10年」を打ち出す。びわこ総文事務局の県教委学校教育課は「総文を一過性のイベントで終わらせては意味がない。参加した生徒たちは練習を重ねてレベルが上がっており、それを維持、発展させたい」としている。

【 2016年02月21日 08時49分 】

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