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京都の心臓病男児、渡米へ 両親、募金に感謝

心臓移植手術の実現を目指し渡米することを決めた片坐康祐ちゃんの両親と救う会メンバー。募金への感謝を語った(京都市上京区・京都府庁)
心臓移植手術の実現を目指し渡米することを決めた片坐康祐ちゃんの両親と救う会メンバー。募金への感謝を語った(京都市上京区・京都府庁)

 拘束型心筋症を患う京都市伏見区の片坐康祐(かたざこうすけ)ちゃん(4)が、米国での心臓移植手術を目指し、24日に渡米することが決まった。知人らでつくる「こうちゃんを救う会」と両親が12日、上京区の京都府庁で記者会見し、市民らによる募金への感謝を語った。

■元気に帰国を

 拘束型心筋症は、心臓の筋肉が硬くなって心不全を起こし、心臓移植以外に根本治療がないという。康祐ちゃんは2014年12月にこの病気と診断されて国内で治療を続けてきたが、症状が悪化。米国での移植手術実現に向け、救う会などが15年12月から募金に取り組んできた。

 募金活動は京都府内のほか、大阪や東京、神奈川などで行い、1億4300万円を集めた。4月に、受け入れ先の米ロマリンダ大病院に手術費(約1億1千万円)を支払ったという。渡米し、臓器提供者が現れるのを待つ。

 会見した父の宏一さん(55)と母の美子さん(42)は「感謝の言葉しかないが、手術が100%成功するか分からず不安も大きい。元気に帰国することで恩返ししたい」と心境を語った。

 救う会は、医療費の追加などに備えるため、さらに1700万円が必要とみており、募金活動を当面続ける方針。問い合わせは午後6時~9時に同会事務局携帯電話090(8383)1190。

【 2016年05月12日 21時07分 】

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