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近江の戦国武将を“マニアック”に 滋賀県教委が探訪会や講座

 NHK大河ドラマ「真田丸」で戦国武将の新たな魅力に脚光が集まる中、滋賀県教育委員会は石田三成や大谷吉継ら近江の武将ゆかりの地を巡る探訪会や戦国時代の城郭を学ぶ講座を今秋から催す。ドラマを見て人物像に関心を持ち始めた人たちを、文化財保護課の職員がより専門的な世界へいざなう。

 ドラマで三成は主君豊臣秀吉の馬廻衆(うままわりしゅう)となった主人公真田信繁(幸村)との密接な交友が描かれている。滋賀県は三成を忠義の将として大々的にPRしており、滋賀県教委も通年で実施する「近江歴史探訪」の中に戦国武将関連を9月から来年1月までの計5回組み込んだ。

 彦根城(彦根市)の石垣や城下の寺の門に三成の居城だった佐和山城(同)のものが使われていたり、出生地の長浜市石田町や秀吉と出会うきっかけとなった「三献の茶」の舞台と伝わる観音寺(米原市)を訪ね歩いたりする。このほか三成の盟友でJR米原駅近くにある吉継の首塚や、蒲生氏郷を生んだ蒲生氏の本拠日野城(日野町)、築城の名手とたたえられた藤堂高虎出生地の甲良町などを職員のガイド付きで巡る。

 また昨年度から継続する「戦国の近江」魅力発信事業として、秀吉家臣の中村一氏が築いた水口岡山城(甲賀市)や井伊家ゆかりの彦根城などの価値を城跡としての側面から見直す講座を11月から計5回催す。三成率いる西軍と徳川家康の東軍が激突した関ケ原の合戦前後で変化する役割や近江の勢力図を解き明かす。

 滋賀県教委は「真田丸のドラマや読み物に登場する武将を好きになった人はたくさんいるはず。この流れに乗りながら、文化財や史跡の大切さを知ってもらうきっかけにしたい」としている。

 歴史探訪、城郭講座とも詳細は各回の約1カ月前から滋賀県教委文化財保護課のホームページなどで公表する。問い合わせは同課TEL077(528)4674。

【 2016年08月10日 09時32分 】

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