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都を支えた筏流しの歴史がパンフに 京都・亀岡市文化資料館

筏流しを紹介するパンフレットの一部。保津川下りの操船とは異なる技術について、イラストでわかりやすく伝えている
筏流しを紹介するパンフレットの一部。保津川下りの操船とは異なる技術について、イラストでわかりやすく伝えている

 丹波からの水運で京の都を支えた筏(いかだ)流しの歴史や現代の復活プロジェクトを紹介するパンフレットが完成し、京都府の亀岡市文化資料館で無料配布している。保津川下りの船頭が、実践で試行錯誤を重ねて学んでいる筏流しの高度な技術がわかりやすく図解されている。

 船頭や行政、大学研究者、NPO関係者らによる連携組織「京筏組」(保津川筏復活プロジェクト連絡協議会)が作成した。同グループは、経験者への聞き取り調査などに基づき、伝統の技法で筏を再現して亀岡市で保津川を下ったり、市民向けに試乗イベントを開いたりしている。

 A4判、カラー刷り6ページのパンフレットは、筏を組む技術や森から切り出した木材を乾燥させる仕組みなどを豊富な写真を交えて紹介している。

 全長50メートルに及ぶ12連の筏を実際に流す技術については、保津川下りの操船との違いをわかりやすく解説する。棹(さお)を支点として筏の先頭から後部まで移動させる様子をイラストで伝えた。保津川と船を知り尽くす船頭たちでさえ、座礁などの失敗を重ねながらも技術を体で身に付けようとする思いが紙面から伝わってくる。

 千部発行。問い合わせは亀岡市文化資料館TEL0771(22)0599。

【 2016年10月16日 14時30分 】

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