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3つの音楽、一緒に聞ける!? 京都、特殊音響の実験イベント

特定の範囲に入らないと聞こえない指向性が鋭い超音波スピーカー。当日は合計12台を使って「空間シェア」を実験する(2015年11月、京都市中京区)
特定の範囲に入らないと聞こえない指向性が鋭い超音波スピーカー。当日は合計12台を使って「空間シェア」を実験する(2015年11月、京都市中京区)

 超音波スピーカーを使って多様な世代が一緒に運動を楽しむ実験イベントが3日、京都市中京区の高齢者福祉施設「本能」で開かれる。立命館大の協力で特定の範囲だけに聞こえる鋭い指向性を持つスピーカーを導入し、同じ場所に居ながらも違う音楽で一緒に踊る「空間シェアリング」を実験し、地域交流と健康増進の未来を探る。

 イベント「丸竹夷で踊ろう!振付エクササイズ」は同施設の主催。立命館大スポーツ健康科学部と情報理工学部(草津市)が研究に取り組むスピーカーは正面に入らないと音が聞こえない。その特性を生かせば、多様な世代が好みの違う音楽を同じ場所で楽しめる。地域の運動施設が限られる中、同一空間を音で区分けすることで、多くの住民が交流を深めながら健康増進に取り組めるように実験を試みる。

 当日は午前10時から、モダンバレエを応用した「振付エクササイズ」で京都の通り名の歌をみんなで踊る。その後、高齢者は演歌、中年世代はサルサ、子どもは童謡と3エリアに分かれ、同時に音楽を各スピーカーに流し、それぞれ違う振り付けで一緒に踊る。

 踊りを指導するシアーハッピネス(下京区)の増田晶子代表(45)は「指向性のあるスピーカーであれば、ラジオ体操などでも周囲に迷惑をかけずに活用できる。多世代が交流しながら一緒に運動できることを示したい」と話している。

 無料。予約不要。問い合わせは増田さんの携帯電話090(5906)2878。

【 2016年11月02日 08時26分 】

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