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滋賀・草津の2シェフ、世界料理オリンピックで「金」「銅」

(右)世界料理オリンピックで金メダルに輝いた角垣さん(草津市西大路町・ホテルボストンプラザ草津)と、(左)銅メダルを獲得した笠松さん(草津市西大路町・クサツエストピアホテル)
(右)世界料理オリンピックで金メダルに輝いた角垣さん(草津市西大路町・ホテルボストンプラザ草津)と、(左)銅メダルを獲得した笠松さん(草津市西大路町・クサツエストピアホテル)

 10月21~26日にドイツで開かれた第24回世界料理オリンピックの個人部門で、草津市にある二つのホテルのシェフが金メダルと銅メダルを獲得した。36カ国から約1500人が出場した大会での快挙。細部にまでこだわり抜いた料理の数々が、最高峰の舞台で高く評価された。

 金メダルに輝いたのは、ホテルボストンプラザ草津の総料理長、角垣賢(まさる)さん(59)。京都市上京区出身で、1996年に同ホテルに入社した。2008年に日本チームのコーチとして同大会に参加し「レベルの高さを痛感した」。出場に向け、2年前から料理のアイデアを練ってきた。

 個人部門はタパスと呼ばれる小皿料理と、コースメニューの味や見た目の美しさを競う。角垣さんはタパスの器を特注して食材を引き立たせた。「食感の違いをうまく組み合わせた」というコースメニューでは、子羊のローストをシイタケで包むなど高度な技術も駆使した。

 総料理長を務めて20年。新しい料理を常に考え、五感で味わってもらおうと、形や食べやすさ、食感、香りにこだわってきた。「滋賀からたくさんの料理人が世界に出てほしい。自分も現役である以上、料理を追求し続けたい」と話す。

 クサツエストピアホテルから初出場した宴会料理長、笠松研太さん(38)は銅メダルをつかんだ。「和」をテーマにしたメニューを考案するも試行錯誤が続き「毎晩、胃痛で目が覚めた」。生ふやごま豆腐、みそ、大葉など日本の食材を西洋料理に融合させた。

 城陽市出身で、高校卒業後に同ホテルに入社して料理の道に。「お客さんの目線に立った料理人になりたい。チャンスがあれば、次はもっと上を目指したい」と夢を描く。

 世界料理オリンピックはドイツシェフ協会と世界司厨士協会連盟の主催で、4年に1度開催される。日本からは計13人が出場した。

【 2016年11月10日 21時29分 】

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