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滋賀・長浜の馬酔木展、今年限り 29年で幕

今年を最後に終了することになった「馬酔木展」(2016年3月、長浜市元浜町・大通寺)
今年を最後に終了することになった「馬酔木展」(2016年3月、長浜市元浜町・大通寺)

 滋賀県長浜市元浜町の大通寺で開かれ、地元で季節の呼び物になっている「馬酔木(あせび)展」が今年限りで開催を取りやめることになった。関係者の高齢化や後継者不足のためといい、11日開幕の今回をもって29年の歴史に幕を閉じる。

 同展は、同寺門前の「ながはま御坊表参道商店街振興組合」が発足し、門前を整備したのを機に1989年、にぎわいを創出しようと組合内部で組織した実行委が始めた。同時期に同市港町の慶雲館で開く長浜盆梅展の影響もあり、多い年には1万5千人が訪れたというが、一昨年は7500人、昨年は約8千人だった。

 展示する鉢は同寺境内で保管し、毎日水やりをして管理。現在、約30鉢あり、夏場は1日2回、水やりをしている。水やりは、多い時は組合加盟店約33軒が交代で行っていたが、現在は21軒に減った。組合員の高齢化も進んでいる。長年同展に携わってきた実行委の岡田辰男委員長(88)=同市大宮町=が体調を崩したことも響き、昨秋に終了を決めた。

 同組合の小倉勝彦理事長(73)=同市元浜町=は「ボランティアで30年近く開催してきたが、商売も厳しく、終えることになった。観光客に来てもらえ、一定の役割は果たせた」と話す。組合も近く解散して任意団体の商店街になるという。

 4月16日まで。午前9時~午後4時半。高校生以上500円、中学生100円、小学生以下無料。同寺TEL0749(62)0054。

【 2017年02月08日 11時22分 】

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