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復活の大船鉾、会所も完成 祇園祭拠点、町家を改修

祇園祭大船鉾の拠点施設の会所。関係者が修理の完了を祝った(京都市下京区新町通四条下ル)
祇園祭大船鉾の拠点施設の会所。関係者が修理の完了を祝った(京都市下京区新町通四条下ル)

 京都市下京区新町通四条下ルの四条町にある会所の修理が完了し、15日に式典が行われた。関係者約100人が、改修が終わったばかりの木の香りが漂う会所の完成を祝った。今後、祇園祭の大船鉾の拠点施設などとして使用される。

 木造2階建て、一部3階。延べ約260平方メートル。会所は1933(昭和8)年に建てられた京町家で、祭りの神事を行う床の間や、景観に配慮した銅板大和ぶきの軒を新設。鉾の部材を素早く運べるように、奥まで通じる通路の土間の幅を広げた。

 四条町は大船鉾を出す町内。他の鉾町には町内ごとに拠点施設がある中で、同町には140年前からなかった。2014年に150年ぶりに大船鉾を再建し、15年にこの京町家を所有者が手放すことになったため、鉾を運営する四条町大船鉾保存会が購入。非営利民間組織のワールド・モニュメント財団(本部・米ニューヨーク)や市から助成を受け、修理を進めてきた。

 この日の式典では、一足早く祇園囃子(はやし)の演奏もあった。保存会理事長の林邦彦さん(65)は「鉾と会所の両方を持つことで、他の山鉾と肩を並べられる。これからも祭りに力を注ぎたい」と話した。

【 2017年04月16日 11時34分 】

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