障害物くぐり抜け、ドローン操縦競う 京都で初のレース
ドローン(小型無人機)を使った障害物レースが1日、京都市下京区の京都リサーチパーク(KRP)で開かれた。鉄パイプで組まれた複数のやぐらを飛行しながらくぐり抜けるルールで、出場者が操作の正確性を競った。
ドローンをビジネスに活用している事業者らでつくる「ドローン自動飛行開発協会」とKRPでつくる実行委員会が操縦技術に磨きをかける機会にしようと初めて企画。ドローンのサービス会社やKRPのスタッフら4人が出場した。
KRPのアトリウム(吹き抜け)に設営された会場には、高さ約5メートルのやぐらが五つ立てられた。出場者は、リモコンで機体を上下左右や前後に動かし、指定された順序でやぐらを通り抜ける時間を競った。操作がうまくいかずパイプにぶつかって墜落すると、観衆からは「あーあ」というため息が漏れ、見事にゴールすると拍手が送られた。
同協会の西村大地事務局長は「来年は自動飛行によるレースを実現したい」と意気込みを語った。
【 2017年08月01日 23時00分 】