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長岡京の主要交差点を発見 京都、側溝確認

長岡京の調査で見つかった西二坊坊間小路の東側溝(奥)と西側溝(手前)=長岡京市開田3丁目
長岡京の調査で見つかった西二坊坊間小路の東側溝(奥)と西側溝(手前)=長岡京市開田3丁目

 長岡京市埋蔵文化財センターは1日、長岡京跡(京都府長岡京市開田3丁目)の発掘調査で、南北道路の西二坊坊間小路の東側溝・西側溝と、東西道路の六条条間小路の南側溝を確認し、長岡京の主要な交差点を発見したと発表した。同センターは「条坊の構造や宅地の様子が明らかとなり、解明に向けて大きな成果を得た」としている。

 今回の調査は市道拡幅工事に伴い7月から実施。9月中旬まで約690平方メートルを調査する予定という。

 調査によると、西二坊坊間小路の西側溝(幅約3・5メートル、深さ約1・2メートル)は、他の地点で見つかった側溝を上回る過去最大規模の大きさだった。南側にあったとされる「西市」周辺の水路として使われていた可能性があるという。同センターは「今の長岡京市あたりが経済の中心として栄えていたと立証できる追加資料となる」としている。

 また、西二坊坊間小路と六条条間小路の交差点は南北道路が東西道路に優先され、西二坊坊間小路の側溝に六条条間小路の側溝が直交して連結していた。調査地点は西から東に傾斜しており、「両小路の交差点で南北道路が優先される点は注目される。計画的に造営されていたことがうかがえる」(同センター)という。

 現地説明会は11日午前10時から長岡京市開田3丁目の市産業文化会館で行い、その後に見学会を開く。問い合わせは同センター075(955)3622。

【 2017年08月02日 10時50分 】

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  • 長岡京の調査で見つかった西二坊坊間小路の東側溝(奥)と西側溝(手前)=長岡京市開田3丁目
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