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太鼓と舞踊で「厨子王」劇 9月、京都・綾部で初上演

9月の公演に向けて稽古をする霜澤さん(右)ら出演者ら=福知山市夜久野町額田・夜久野ふれあいプラザ
9月の公演に向けて稽古をする霜澤さん(右)ら出演者ら=福知山市夜久野町額田・夜久野ふれあいプラザ

 京都府福知山市の和太鼓奏者らが、丹後を舞台にした民話「安寿(あんじゅ)と厨子(ずし)王物語」を題材にした音楽舞踊劇を9月3日に綾部市で初上演する。森鷗外が「山椒大夫」として小説化した悲劇を太鼓演奏や踊りを交えて表現。民話に関係する新潟県佐渡市を拠点にするプロ和太鼓集団「鼓童」のメンバーも特別出演する。

 民話では平安時代、九州に左遷された役人の父に会うため、妻と幼い安寿姫、厨子王が旅立つ。道中で人買いにだまされ、姉弟は丹後の荘園領主・山椒大夫のもとに、妻は佐渡島へ売られてしまう。姉弟は厳しい労働環境のもと、成長して荘園から脱走を試みるが…という内容。

 音楽舞踊劇は、福知山市を中心に活動する和太鼓ユニット「ひとつ」が主催する。霜澤真代表(27)が2年前、鼓童の創設メンバーの小島千絵子さんを招いた和太鼓のワークショップを同市で開催。その際、宮津市石浦の山椒大夫の屋敷跡近くを通りかかり、小島さんが佐渡とのつながりに気付いた。府北部の民話を知ってもらおうと、演劇化した。

 霜澤さんが厨子王役を、小島さんが母親役を務め、ひとつのメンバーやワークショップに参加した住民が出演する。出演者は迫力ある太鼓演奏や、親子や姉弟の悲哀を表現しようと稽古を重ねている。霜澤さんは「物語からは離れ離れになっても家族を思う強い愛が感じられる。若い人たちにも物語を知ってほしい」と語る。

 公演は綾部市里町の府中丹文化会館で、午後1時半から。有料。問い合わせは霜澤さん090(2018)7331。

【 2017年08月12日 20時49分 】

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