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コシヒカリのルーツ開発、挑戦の足跡 京都で並河成資展

「水稲農林1号」を開発した並河成資の業績に関する資料が並ぶ展示会場(京都府亀岡市古世町・市文化資料館)
「水稲農林1号」を開発した並河成資の業績に関する資料が並ぶ展示会場(京都府亀岡市古世町・市文化資料館)

 コシヒカリのルーツとなったコメの品種「水稲農林1号」を開発した京都府亀岡市出身の農業技師並河成資(なびかしげすけ)の生誕120年特別展「米づくりへの挑戦」が同市古世町の市文化資料館で開かれている。昭和初期にかけて活躍した並河の業績に関する資料や市内で使われてきた農機具など約180点を紹介している。

 並河は1897年生まれ。新潟県農事試験場の技師となった。1931年に農林1号を開発し、農家の所得向上や戦後の食糧不足の改善に貢献した。37年死去。

 特別展では、開発に至る経緯や農林1号の特徴などを写真とともに詳しく説明している。農林1号から生まれたコメの品種の一覧や交配図、並河について取り上げた戦後の教科書なども並ぶ。

 農機具は、市内の遺跡から出土した弥生時代の石包丁や、江戸時代の千歯こき、戦後の田植え機などを集めた。害虫を追い払う虫送りや豊作を願う行事も解説している。

 資料館は「郷土の偉人である並河成資の存在や、米作りの今昔を多くの人に知ってほしい」と話している。

 9月3日まで。月曜休館。入館料が必要。

 8月26日には、同市曽我部町の京都学園大で栽培されている農林1号の見学会を催す。参加無料。申し込みは同館0771(22)0599。

【 2017年08月17日 13時40分 】

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