出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

日中韓の友好、汁でホットに 京都で学生ら活動を計画

若主人の田村さん(左端)の作っただしを試飲する大学生と留学生=京都市上京区・京料理萬重
若主人の田村さん(左端)の作っただしを試飲する大学生と留学生=京都市上京区・京料理萬重

 京都市など日中韓3カ国の都市が文化交流を展開する「東アジア文化都市2017」の一環で、京都市内の大学生や留学生らが、食を切り口に相互理解を深める活動を計画している。日本のだしや中国や韓国のスープについて料理人から学び、インターネットで発信し、イベントで振る舞おうと、準備している。

 東アジア文化都市は2012年の日中韓文化相会合の合意を受けて毎年催しており、17年は京都市、中国・長沙市、韓国・大邱広域市で開いている。京都学生祭典実行委員会のメンバーが、全国の中高生に情報発信しているグループ「京都学生広報部」と連携し、身近な食文化の根底にあるだしやスープに着目した企画を考案した。

 実行委員の呼び掛けで中国、韓国など4カ国の留学生を含む延べ31人が7月、料亭の若主人や韓国料理教室の主宰者から、各国の食文化とだしやスープに関して学んだ。

 「京料理萬重」(上京区)では、昆布だし▽昆布とかつおの合わせだし▽塩と薄口しょうゆで味を調えた合わせだしを作り、飲み比べた。韓国の留学生は「シンプルな素材・調理法なのに、こんなにおいしくなることに驚いた」と語った。

 同店での講習の様子や学んだ点は、若主人の田村圭吾さんへのインタビューと合わせて、京都学生祭典や京都学生広報部のホームページなどで15日に公開した。9月16~17日に左京区岡崎で開かれる東アジア文化都市関連のイベント「京都岡崎ハレ舞台」では、学んだ経験を基にだしやスープを作って来場者に振る舞うという。

 学生祭典実行委の喜馬爽委員長(20)=京都女子大3年=は「日中韓のだしやスープはそれぞれに特徴があって、刺激的だった。文化は堅苦しいものではなく、まず体験することで理解を深められると多くの人に知ってほしい」と話している。

【 2017年08月19日 12時42分 】

ニュース写真

  • 若主人の田村さん(左端)の作っただしを試飲する大学生と留学生=京都市上京区・京料理萬重
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース

      政治・社会

      大麻リキッド所持疑いで男追送検
      近畿地方で初、今年からまん

      20180625000064

       電子たばこで成分を蒸発させて吸引する「大麻リキッド」を所持していたとして、近畿厚生局麻..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      新大関栃ノ心、気持ち新た
      番付「字が大きくなった」

      20180625000063

       新大関の栃ノ心が25日、愛知県春日井市の春日野部屋の宿舎で記者会見し、番付表を見て「字..... [ 記事へ ]

      経済

      三村氏が相談役退任、新日鉄住金
      制度は継続

      20180625000075

       新日鉄住金は25日、三村明夫相談役が同日付で退任したと発表した。任期5年の社内規定に基..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      「一人でいる子、声をかけて」 夜回り先生、京都で講演

      20180623000053

       「夜回り先生」として知られる水谷修さんが22日、京都府綾部市岡町の綾部高で講演した。い..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      田んぼの水路、小ブナぴちぴち 滋賀で観察会、30センチ大物も

      20180625000032

       田んぼの水路で魚を捕まえたり観察したりする催しが24日、滋賀県彦根市田附町の水田で開か..... [ 記事へ ]

      国際

      インドネシア発便、成田で油漏れ
      滑走路が一時閉鎖

      20180625000071

       25日午前8時45分ごろ、インドネシア・エアアジアXのデンパサール発成田行き403便エ..... [ 記事へ ]