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知名度アップへPR強化 京都最大マスカット産地の山科・勧修寺

勧修寺地域産のブドウをPRする「カンちゃん」
勧修寺地域産のブドウをPRする「カンちゃん」

 京都市山科区勧修寺地区で、ブドウの生産農家がブランド力を高めようと、PR活動を強化している。同地区はマスカットの一種「シャインマスカット」の府内最大の産地だが、知名度はまだ不十分。キャラクター作成や試食会の開催で「勧修寺といえばブドウと言われるよう、おいしさを伝えたい」と意気込む。

 勧修寺地区は1960年代に国のモデル地域として、山林が果樹園に造成された。現在は18戸が約30ヘクタールで栽培し、年間200トン超を生産している。

 特に約10年前からは、「ブドウの王様」と呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアを国内向けに品種改良したシャインマスカットの生産を拡大。「府内では数少ないマスカットの産地」(府農産課)に成長している、という。

 同地区の生産者でつくる勧修寺樹園地組合ブドウ部会が「市街地でこんなに素晴らしいブドウを収穫しているのに、市民にも認知されていない」として、PRの強化を決定。マスコットキャラクター「カンちゃん」を制作し、18日には地下鉄京都市役所前駅(中京区)で試食会を催すなど、新たなブランド商品として売り出すことにした。

 同部会では、若手生産者が集まり、岡山県などの産地に出かけ、勧修寺の気候に適合した栽培方法を研究。粒の大きさや甘さを追究してきた。

 部会の代表世話人、林晃宏さん(37)は「住宅地の真ん中で、努力して栽培したブドウをもっと知ってほしい。消費地への近さというメリットを最大限アピールし、新鮮な味を市民に提供したい」と話している。

【 2017年08月22日 08時57分 】

ニュース写真

  • 勧修寺地域産のブドウをPRする「カンちゃん」
  • 旬を迎え、緑色に輝くシャインマスカット。ブランド力を高めようと農家がPRを始めている(京都市山科区勧修寺)
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