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法華経抜きに釈迦は語れず 大津「戸津説法」で説く

法華経の教えを説く戸津説法師の西郊良光氏の講話に聞き入る人たち(大津市下阪本3丁目・東南寺)
法華経の教えを説く戸津説法師の西郊良光氏の講話に聞き入る人たち(大津市下阪本3丁目・東南寺)

 21日に大津市下阪本3丁目の東南寺で始まった戸津説法で、天台宗(総本山・延暦寺)の元宗務総長西郊良光(にしおかりょうこう)さん(75)=横浜市、円満寺住職=が、森川宏映(こうえい)天台座主らが見守る中、約1時間にわたって法華経を説いた。

 説法師を務めた僧侶だけが最高位の天台座主に上り詰める資格を得ることから、「座主への登竜門」といわれる。

 西郊さんは、かつて戸津説法が三つの寺院で計30日間行われ、織田信長による比叡山焼き打ちの後は10日間となり、明治以降に5日間となった経緯を説明。法華経には仏祖釈迦(しゃか)が晩年の8年間に説いた教えが記されていることから、「釈尊を語るとき、法華経を抜きにして語れない」と重要性を強調した。仏教の足跡をたどったり、カンボジアなど仏教国支援に飛び回った自らの経験も語った。

 本堂と境内の仮設テントで、僧侶や地元住民ら計約200人が聴講した。10年ほど通っている京都市上京区の佐藤理英さん(48)は「この時代まで途絶えずに、教えやお経を聞かせてもらえる。こんな機会はそうない」と話した。

 25日までの午前10時半から。23日は午後2時からもある。誰でも聴講できる。

【 2017年08月22日 09時32分 】

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