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悩み相談受け20年、京都・亀岡の僧侶が助言本

20年近く悩みの相談を受け付けてきた経験を生かし、「人生の標準時計」をまとめた安達住職(亀岡市千歳町・神応寺)
20年近く悩みの相談を受け付けてきた経験を生かし、「人生の標準時計」をまとめた安達住職(亀岡市千歳町・神応寺)

 20年近く悩みの相談を受け付けている京都府亀岡市の僧侶が、心を穏やかに保つ生き方をまとめた「人生の標準時計 苦悩なく生きる術」を出版した。多くの人たちの苦悩に向き合ってきた経験をもとに、仏教の考え方をやさしくひもといている。

 亀岡市千歳町の神応寺の住職安達瑞光さん(69)。1998年10月にホームページを開設し、電話やメール、手紙で悩みを聞いてきた。約5年前から相談が急増し、年間約500件に上るという。

 本書では「安心して悩む」「生き方上手」「いつでも、今が出発点」などの章立てで、他人のために生きる「利他」や執着心を捨て去る「放下着」などの仏教の言葉を解説しながら助言している。

 相談を受ける悩みのうち、8割を占めるという人間関係については「他者は自分の期待を満たしてくれるために生きているのではない」と指摘し、自分が変わる必要性を強調した。禅の教えから、姿勢を正し、しっかり吐いて吸う呼吸法なども紹介している。

 安達住職は「世の中はならぬようにしかならぬもの。肩の力を抜いて自然体で過ごすために役立ててほしい」と話している。

 風詠社刊。282ページ。1620円。

【 2017年09月24日 16時39分 】

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