出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

シンポ「直虎から直政へ」歴史ファン集う 滋賀・彦根城博

「直虎は実在し、女性だったか」について、意見を交わす浜松市博物館と彦根城博物館の学芸員(彦根市金亀町・彦根城博物館)
「直虎は実在し、女性だったか」について、意見を交わす浜松市博物館と彦根城博物館の学芸員(彦根市金亀町・彦根城博物館)

 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公と初代彦根藩主をテーマとしたシンポジウム「井伊直虎から直政へ~遠江・近江の視点から」が28日、彦根市金亀町の彦根城博物館で開かれた。歴史やドラマファン約100人が、史料から迫る登場人物像に聞き入った。

 開催中の特別展「戦国!井伊直虎から直政へ」に合わせて同館が開いた。戦国時代に井伊氏の本拠地だった井伊谷がある浜松市から同市博物館の久野正博学芸員が参加し、彦根城博物館の青木俊郎学芸員とともに、史料を基に講演。井伊氏の本拠地は、琵琶湖と浜名湖にそれぞれ近く、滋賀に多く残る「オコナイ」に似た正月の祭礼「おくない」が井伊谷にも伝わるなど、両地の類似点を報告した。

 対談では「直虎は女だったのか」について考察。久野学芸員は「1955年に静岡大の若林淳之教授が書いた論文が、直虎は女性だったという根拠になっている」と説明し、青木学芸員は「まだ確定できない。今後、さらに研究が進むのでは」と推測した。ドラマに描かれた茶わんなどは、実際に史料が残っていることも報告され、熱心にメモを取る人もいた。

 特別展は11月28日まで。会期中無休。有料。

【 2017年10月28日 23時20分 】

ニュース写真

  • 「直虎は実在し、女性だったか」について、意見を交わす浜松市博物館と彦根城博物館の学芸員(彦根市金亀町・彦根城博物館)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース

      政治・社会

      陸自水陸機動団が搬送訓練
      「負傷者」搬送、種子島

      20180520000130

       離島防衛強化のために3月に新設された陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)所属の専門部..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      トランポリン、上山と森が代表に
      世界選手権などの選考会

      20180520000123

       トランポリンの世界選手権(11月・サンクトペテルブルク)などの代表選考会を兼ねた全日本..... [ 記事へ ]

      経済

      京都の技体験、地張り提灯作りに挑戦 東京・六本木で催し

      20180519000112

       京都の地張り提灯の技に触れるワークショップが19日、東京都港区であった。定員の6倍を超..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      自主撤去タテカン、これが「表現」 京都市立芸大で展示会

      20180519000121

       景観や安全性を理由とした撤去騒動が起こっている京都大の名物「立て看板」の展示会が19日..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      規制庁、東電に原発運転可能判断
      柏崎刈羽、住民に説明

      20180519000101

       原子力規制庁の担当者は19日、新潟県柏崎市であった住民説明会に出席し、東京電力柏崎刈羽..... [ 記事へ ]

      国際

      台湾、少子化最大の試練
      蔡総統、政権2年で訴え

      20180520000082

       【台北共同】台湾で独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権が発足してから2年となった..... [ 記事へ ]