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京都・八幡の5社寺が観光連携 11月に合同イベント

石清水八幡宮で行われている巫女舞の練習。初めて一般向けに体験会が開かれる(八幡市八幡・石清水八幡宮)
石清水八幡宮で行われている巫女舞の練習。初めて一般向けに体験会が開かれる(八幡市八幡・石清水八幡宮)

 京都府八幡市内の5社寺が「八幡市社寺等観光施設連絡会」(会長・田中恆清石清水八幡宮宮司)を設立し、共同行事の開催などの連携を進めている。11月25、26日には「お茶の京都 紅葉満喫 秋の文化財一斉公開」と題して各社寺が特別公開や茶席、体験イベントを催す。初の企画も多く、来訪者に一帯の周遊を呼び掛けている。

 連絡会に参加したのは、いずれも同市八幡の石清水八幡宮、飛行神社、神應(じんのう)寺、善法律(ぜんぽうりつ)寺、正法(しょうぼう)寺。神仏習合で歴史的につながりの深い八幡の社寺の歴史と文化をアピールしようと、市を事務局に今夏発足した。

 11月の一斉公開では、本尊などの文化財公開だけでなく、参加型企画を各社寺が行う。石清水八幡宮は、巫女(みこ)の作法実習や舞の練習と奉納をする「巫女体験」(事前申し込み制)を初めて企画した。

 善法律寺は境内の金剛庵で善法寺家ゆかりの和菓子「亥(い)の子餅」と八幡産のてん茶を茶席で振る舞う。日本画家・橋本関雪による掛け軸「仙境図」も初公開する。松浦康昭住職(46)は「観光から信仰につながることもある。周辺社寺とも親睦を深めたい」とする。

 正法寺は、木魚をたたいて住職らと念仏を唱える体験ができる。これも初企画だ。

 神應寺は、恒例の「紅葉まつり」を開催、書院から八幡市内を一望できる茶席も楽しめる。

 日本で初めて動力飛行機を飛ばした二宮忠八が創建した飛行神社は、H2Aロケット模型などを初展示する。神社には東京や名古屋の空港関係者が訪れるが、参拝後は京都市に行く人が多いといい、友田亨宮司(36)は「八幡市内をもっと巡ってほしい。各社寺の情報があれば案内しやすい」と話す。

 連絡会は今後も定期的に会合を開き、社寺の防犯対策や、災害時の観光客の安全確保などについても情報交換するとしている。石清水八幡宮の田中宮司(73)は「八幡市は社寺を抜きにしては語れない。この輪を他の社寺にも広げていきたい」と話している。

 拝観料などの詳細は八幡市観光協会のホームページで。

【 2017年10月31日 19時20分 】

ニュース写真

  • 石清水八幡宮で行われている巫女舞の練習。初めて一般向けに体験会が開かれる(八幡市八幡・石清水八幡宮)
  • 正法寺で初めて行われる「木魚念仏体験」
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