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古墳の端を確認、推定全長3m伸びる 京都・京丹後

網野銚子山古墳の前方部の端とみられる発掘現場。基底石の可能性がある石が見つかった(京丹後市網野町網野)
網野銚子山古墳の前方部の端とみられる発掘現場。基底石の可能性がある石が見つかった(京丹後市網野町網野)

 京都府京丹後市教育委員会はこのほど、国史跡で日本海側最大の前方後円墳「網野銚子山古墳」(同市網野町)の発掘調査で、前方部の端(墳端)の可能性が高い場所を確認した、と発表した。これまで墳端とされていた場所より3メートル外側にあり、推定全長は従来の198メートルから201メートルになるという。25日に現地説明会を開く。

 前方部とくびれ部の計5カ所で調査を実施。そのうち前方部の1カ所で、長さ8~30センチの石5個が一列に並ぶように置かれているのを発見した。それらの石は墳丘の端に敷かれる「基底石」の可能性があるといい、昨年度調査で確定した後円部の墳端の位置から測ると、全長は201メートルと推定されるという。

 同古墳は古墳時代前期(4世紀末~5世紀前半)に築かれたとされ、被葬者は日本海側で交易などに携わった有力者と考えられている。これまで全長は1986年作製の地形測量図を基に198メートルと推定されていた。

 市教委は発掘調査を2019年度まで行い、20年度に古墳公園を整備する予定。文化財保護課は「古墳の正確な規模が分かってきた。成果を整備事業に生かしたい」としている。説明会は25日午後1時半に網野町の「ら・ぽーと」に集合。現地まで送迎車を運行する。同課0772(69)0640。

【 2017年11月25日 10時51分 】

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