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現代に通じる時代劇撮影へ 右京太秦芸能人会、賛同者募る

第1編「チョボイチ」の一場面。保津川下りが舞台になっている
第1編「チョボイチ」の一場面。保津川下りが舞台になっている

 時代劇映画関係者らでつくる「右京太秦芸能人会」(京都市右京区)が短編連作映画「なまくら」の第1編と第2編を完成させ、このほど右京区で上映会を開いた。亀岡、綾部、京都の各市でロケを行った地域密着の時代劇。保津川下りの撮影などでは地域の協力も得ており、「作品を見てもらい、次編の撮影に向け応援の輪を広げたい」と話す。

 「なまくら」は作家吉橋通夫(みちお)さんの同名小説が原作。幕末・明治期の京都を舞台に、子どもたちが過酷な現実を生きる姿を描く。時代劇の技術継承を目的に芸能人会が、亀岡市の保津川下りを舞台にした第1編を同市と右京区で2月に、綾部市の伝統産業・黒谷和紙を核にした第2編を同市などで7月に、それぞれ撮影した。

 芸能人会は1編約30分の時代劇短編を3年かけて全7編撮影する。第3編は来年、京都市内で撮影予定で、さらに賛同者を募ろうと上映会を企画した。

 第1編「チョボイチ」は、賭け事で人をだまして生きてきた少年と、保津川下りの綱引きとして働く父との物語。原作は京の高瀬川が舞台だが、脚本では保津川に変更し、明治期の保津川下りを背景にした郷土色豊かな作品に仕上げた。

 「なまくら」を企画し、第1編を監督した中野広之さん(50)は「時代劇ですが、子どもの問題を描いており現代に通じる作品として見てもらえれば」と話している。

 問い合わせは芸能人会・小林さん090(1464)1124。

【 2017年12月04日 09時30分 】

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