出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

シカよけがイルミネーションに 京都、黒豆守り夜景演出

シカよけのため大豆畑に設置された電飾(南丹市日吉町殿田)
シカよけのため大豆畑に設置された電飾(南丹市日吉町殿田)

 クリスマスシーズンを前に、静かな山あいにある京都府南丹市日吉町殿田の大豆畑にイルミネーションがお目見えした。丹波の名産である黒豆をシカから守ろうと、農事組合法人「大向営農組合」が設置した防獣網だが、食害軽減に効果があるほか、地元住民から「ほっとやすらぐ」と好評といい、“隠れスポット”となっている。

 畑イルミネーションは、採種用に育てている新丹波黒大豆の畑約5千平方メートルを囲むように設置。辺りは街灯が少なく、暗闇に近い。きらびやかな青や赤、黄、緑の光が明滅し、ひときわ目を引く。

 12月初旬にかけて、黒大豆は収穫を控え葉を取り払った状態で、においに引かれたシカが寄ってくる。同法人が深刻な食害に悩んでいたところ、インターネットで青い光がシカよけに効果があると知った。6年前に組合員の家にあったクリスマス用の電飾を設置してみたところ、シカの侵入が減ったという。

 合わせて、暗闇に幻想的な光が畑の周りに浮かび上がり、住民やドライバーから「きれいだ」と言われ、イルミネーションとしても話題を呼ぶようになった。同法人側は「クリスマスに近い時期とはいえ…本当はシカよけなのですが…」と笑う。

 点灯は午後6時ごろから翌朝。黒大豆を収穫し干し終えるまで続けるといい、10日ごろまで点灯する予定。

【 2017年12月05日 13時47分 】

ニュース写真

  • シカよけのため大豆畑に設置された電飾(南丹市日吉町殿田)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース

      政治・社会

      裏合意疑惑の庁舎耐震工事解約へ 滋賀・彦根市

      20180524000189

       滋賀県彦根市は24日、地方自治法に違反する「裏合意」があったとされる市役所庁舎耐震整備..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      日大、反則問題で従来の主張踏襲
      意図的指示せず、関学大に再

      20180524000133

       アメリカンフットボールの悪質な反則問題で、日本大は24日、危険なタックルに至った経緯な..... [ 記事へ ]

      経済

      スバル、初のEVはフォレスター
      主力車で環境対応

      20180524000102

       SUBARU(スバル)が、2021年に発売する初の電気自動車(EV)をスポーツタイプ多..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      自主撤去タテカン、これが「表現」 京都市立芸大で展示会

      20180519000121

       景観や安全性を理由とした撤去騒動が起こっている京都大の名物「立て看板」の展示会が19日..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      原発再稼働、地元同意対象拡大を
      福井の市民団体が協定締結要

      20180524000145

       脱原発などを訴える福井県の市民団体が24日、原発再稼働時の「地元同意」の対象を、原発か..... [ 記事へ ]

      国際

      台湾、ブルキナファソと断交
      中国が外交圧力

      20180524000210

       【台北共同】台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は24日夜、緊急記者会見を開き、同日付で西..... [ 記事へ ]