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ジャズ精神感じる陶芸 滋賀、熊倉順吉の92点展示

ジャズ音楽を手掛かりに制作した熊倉の「飛翔するSOUND」などが並ぶ会場(甲賀市信楽町・滋賀県立陶芸の森)
ジャズ音楽を手掛かりに制作した熊倉の「飛翔するSOUND」などが並ぶ会場(甲賀市信楽町・滋賀県立陶芸の森)

 第2次世界大戦後の前衛陶芸のパイオニア、熊倉順吉の作品を紹介する特別企画「ジャズ・スピリットを感じて…熊倉順吉の陶芸×21世紀の陶芸家たち展」(京都新聞など主催)が10日、甲賀市信楽町の滋賀県立陶芸の森で始まった。ジャズの精神を表現した熊倉の作品92点を並べ、情熱あふれる生涯をたどる。

 熊倉は京都市東山区出身。1959年から県立信楽窯業試験場の嘱託となり、低迷していた火鉢生産に代わる信楽焼の新商品開発に携わった。70~80年代は好きなジャズを手掛かりに創作活動を続けた。

 「飛翔するSOUND(サウンド)」は、火鉢に用いた藍色の海鼠釉(なまこゆう)でモダンに仕上げて音空間を表現。ブルース歌手をイメージした「ブルースマン」、ピアノの鍵盤をモチーフにしたオブジェなど新たな造形に挑んだ様子がうかがえる。

 60年代は土の量感を生かした作風が色濃く、50年代は抽象的な模様を描いた皿や器などが多い。会場では熊倉が愛した曲も流れ、信楽で創作活動に取り組んだ若手作家8人の作品も紹介する。6月17日まで。月曜休館(4月30日は開館、5月1日休館)。有料。

【 2018年03月10日 21時10分 】

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