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真珠養殖棚、琵琶湖に整然と 淡い色に育ち、女性を魅了

美しく並ぶ養殖棚。酒井さんは小舟に乗って作業する。母貝と真珠の育成に計6年かける(2月26日、草津市志那町)=小型無人機から
美しく並ぶ養殖棚。酒井さんは小舟に乗って作業する。母貝と真珠の育成に計6年かける(2月26日、草津市志那町)=小型無人機から

 大きな琵琶湖にくっつく小さな内湖。空から見ると、養殖棚が整然と並ぶ。淡い色の真珠が自然に抱かれて育つ。そして、女性を魅了する。

 滋賀県草津市志那町の平湖。酒井京子さんが父から継いだ養殖業を今も続けている。同市や近江八幡市などで育った琵琶湖の淡水真珠はかつて海外に盛んに輸出された。1980年代、貝の成育不良で生産量は激減した。

 それでも酒井さんが続けてきたのには理由がある。環境がよかったころ、自ら初めて仕込んだ真珠の美しさに引き込まれた。「再現したい」という気持ちが支えになっている。

 神保真珠商店(大津市中央3丁目)は酒井さんの真珠を扱う。店長の杉山知子さん(43)も琵琶湖の真珠に引きつけられた一人だ。シンプルなデザインの商品を洗練された店舗やウェブサイトで提案。客層を広げている。「すごい魅力があるんです」

 その証拠に、同店には女性客が次々と訪れる。真珠を見つめる瞳も輝いていた。

【 2018年03月12日 12時52分 】

ニュース写真

  • 美しく並ぶ養殖棚。酒井さんは小舟に乗って作業する。母貝と真珠の育成に計6年かける(2月26日、草津市志那町)=小型無人機から
  • ピンク、クリーム、紫など淡い色合いを帯びた琵琶湖の真珠。養殖方法によってさまざまな形になる。神保真珠商店では、それぞれが持つ雰囲気に合わせたアクセサリーに仕上げる(大津市中央3丁目)

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