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観音堂の仏20年ぶり一堂に 平等院で特別展「不動明王」

普段は平等院の観音堂に安置されている不動三尊像や厨子扉絵などが並ぶ特別展(宇治市宇治・平等院ミュージアム鳳翔館)
普段は平等院の観音堂に安置されている不動三尊像や厨子扉絵などが並ぶ特別展(宇治市宇治・平等院ミュージアム鳳翔館)

 平等院(京都府宇治市宇治)の観音堂や不動信仰にまつわる特別展「不動明王-激動の時代を見守った仏」が13日、境内のミュージアム鳳翔館で始まった。修理を終えた不動三尊像をはじめ計20点を展示している。

 鎌倉前期に建てられた観音堂(重要文化財)は、老朽化で2014年に一般公開をやめ、翌年に宇治市指定文化財の不動三尊像を修繕した。その過程で、脇侍(きょうじ)である二童子像の足ほぞから墨書が見つかり、正保3(1646)年に当代屈指の京仏師・吉野右京が制作したと判明した。

 右京は相国寺(京都市上京区)や龍安寺(右京区)などにも作品を残した仏師。

 このほか、持国天と多聞天が極彩色で立体的に描かれた観音堂厨子(ずし)扉絵や最勝院不動堂所在の不動三尊像、最勝院と浄土院伝来の大判古図なども並ぶ。

 鳳翔館には1999年に修理された観音堂本尊の十一面観音立像(重文)が常設展示されており、神居文彰住職は「観音堂の仏たちが20年ぶりに一堂に会することになり意義深い」と話している。6月29日まで。拝観料が必要。5月16日から一部、展示内容を替える。

【 2018年04月14日 13時17分 】

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