出版案内
福祉事業団
47NEWS

“土の管理人”伝統の堅守サポート 龍谷大平安OB畑矢敬治さん

カートに乗ってグラウンドを整備する畑矢さん(京都市伏見区・龍谷大平安ボールパーク)
カートに乗ってグラウンドを整備する畑矢さん(京都市伏見区・龍谷大平安ボールパーク)

 第88回選抜高校野球大会に出場する龍谷大平安のOB、畑矢敬治さん(67)=大津市=が、専用球場のグラウンドキーパーとしてチームを支えしている。球場に勤務した経験を生かして土の状態に目を光らせ、伝統の堅守を陰からサポート。「一級品のグラウンドを大切に守り、選手にのびのびとプレーしてほしい」とナインを見守る。

 畑矢さんは平安高では捕手として活躍し、3年だった1966年の甲子園では春夏連続で8強入りした。ドラフトで阪急(現オリックス)から3位指名を受けたが、「プロで戦う自信がなかった」と指名を断り、社会人の全大丸で6年間プレーした。のちに巨人や阪神で活躍する故小林繁氏ともバッテリーを組んだ。引退後は社業に専念し、百貨店の紳士服売り場に立ち、バイヤーとして海外製品の仕入れも担当した。

 定年退職した2008年から3年間、皇子山球場(大津市)にグラウンドキーパーとして勤務。今年1月、母校の専用球場「龍谷大平安ボールパーク」を訪れた際、原田英彦監督からグラウンド管理の経験を伝えてほしいと請われ、週に5度、足を運んでいる。

 全国屈指の設備が整う専用球場は中堅120メートル、両翼100メートルで、内野の黒土は甲子園と同じというこだわりぶり。

 「グラウンドはこまめに手を掛けるほど良くなる」と言う畑矢さんは、整備の手順を選手に指導し、練習後はカートに乗って土をならしている。

 元捕手としての経験も生かし、バッテリーを指導することもある。チームは21日の初戦で明徳義塾(高知)とぶつかる。「平安は甲子園で勝つことが宿命のチーム。今年は打線も投手も力がある。いいスタートを切ってほしい」と期待を込める。

【 2016年03月18日 13時54分 】

ニュース写真

  • カートに乗ってグラウンドを整備する畑矢さん(京都市伏見区・龍谷大平安ボールパーク)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のスポーツニュース

    全国のスポーツニュース

      政治・社会

      山岳コース「観光に可能性」 滋賀知事体験、高島に一時居住

      20160723000150

       人口減少が進む山間地の課題と魅力を体感するため、滋賀県の三日月大造知事が18日から6日..... [ 記事へ ]

      経済

      ドローン使い、土地建物調査 京都不動産取引所など

      20160723000079

       不動産仲介業の京都不動産取引所(京都市下京区)が研究機関と協力し、小型無人機「ドローン..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      駒形幻想、名残惜しむ 祇園祭後祭・宵山

      20160723000158

       祇園祭の後祭(あとまつり)は23日、宵山を迎えた。京都市中心部に立つ10基の山や鉾の付..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      日本人安全通じず、 テロ警鐘 専門家、立命館土曜講座で

      20160723000157

       立命館土曜講座「テロと過激主義運動」が23日、京都市北区の立命館大衣笠キャンパスで開か..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      ハワイの望遠鏡、28年運用目標
      地元反対で建設計画に遅れ

      20160723000123

       日米など5カ国が米ハワイ島マウナケア山頂に建設を計画したが、地元住民の反対が起きて工事..... [ 記事へ ]

      国際

      河北省で死者114人
      中国豪雨、堤防決壊も

      20160723000144

       【北京共同】中国で18日から続いた豪雨の被害が広がり、河北省は23日、114人が死亡、..... [ 記事へ ]