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都大路の経験、故郷の後輩へ 女子駅伝、山形・佐藤さん

コース図を手にして中学生らにアドバイスする佐藤由美さん(右から2人目)=京都市中京区
コース図を手にして中学生らにアドバイスする佐藤由美さん(右から2人目)=京都市中京区

 京都産業大出身で全国女子駅伝では山形、京都から計13回代表入りした佐藤由美さん(40)が、故郷の山形チームの支援コーチとして京都入りした。実業団で活躍した後、5年前に帰郷。熟知する駅伝コースのポイントを後輩たちに伝え、「自信を持って力を発揮してほしい」と温かく見守る。

 13日、佐藤さんは高校生とともに4、7区のコースをたどった。「4区の今出川通はずっと上りが続く。左に曲がった後の白川通も坂道だから、体力を残しておいて」。自身も走った道を思い出して説明する。

 鶴岡北高から京産大に進み、猛練習で才能を開花させた。172センチの長身を生かし、日本学生対校選手権で1万メートルなど3種目を制覇。「京都では速い選手に囲まれて必死でしたね。日本一を意識するようになった」と振り返る。全日本大学駅伝や、資生堂入社後の全日本実業団対抗駅伝でも優勝に貢献した。全国女子駅伝には大学時代に京都から4年連続で、山形からは高校3年の時と実業団から「ふるさと選手」として計9回、代表チームに名を連ねた。

 2012年の大阪国際女子マラソンで引退。「自分が学んだことを古里に伝えて恩返ししたい」と鶴岡市へ戻った。市体育協会に勤める傍ら、時折、母校の中学、高校などで陸上を教える。

 山形チームのスタッフに加わったのは前回大会から。高橋政則監督(37)に「京都での経験を伝えてほしい」と請われた。女子駅伝に初出場した22年前の自分と、後輩を重ね合わせる。「全国大会なので、みんな強そうと思っちゃう。でも、きつい練習をしっかりやっている。惑わされずに走ってほしい」と願う。

 夫の仕事の都合で、2月には彦根市に引っ越す予定。「滋賀でも陸上を教える取り組みに関わりたい」と新天地を見据えつつ、「でもやっぱり、古里を離れるのはさみしいですね」。

【 2017年01月14日 19時00分 】

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