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難聴テニス選手、初の世界挑戦 京都産大・笹島

デフリンピックに出場が決まった笹島(京産大市原テニスコート)
デフリンピックに出場が決まった笹島(京産大市原テニスコート)

 7月18~30日にトルコで開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」のテニス男子に、京産大1年の笹島航太が日本代表として出場する。初出場を前に「チャレンジャーの気持ちで、できることを出し切る」と意気込む。

 デフリンピックは4年に1度行われる、ろうや難聴の選手による総合スポーツ大会。笹島は、2015年の全国ろうあ者体育大会テニス男子シングルス準優勝などの成績が評価されて代表入り。男子シングルスのほか、松下哲也(大阪聴力障害者協会)と組む同ダブルスに出場する。

 スピンやスライスを使い分けて緩急をつけたり、粘り強いラリーを生かした駆け引きが持ち味。生まれつきの難聴で、補聴器を付け相手の口の動きを見ることで会話ができるが、人混みなどでは聞き取りづらい。デフリンピックでは規定により補聴器を外してプレーする。打球の音が聞こえない分、目を凝らして球の強さや速さを見極めるという。

 人気漫画に影響を受けて小学5年の時に京都市内のテニスクラブに入り、技を磨いて試合で発揮する面白さに魅了された。高校は強豪の東山高に進み、団体で全国選抜大会にも出場。練習で指示が聞き取れない際には仲間が言い直してくれるなどサポートを受けながら、厳しい練習を共にやり遂げた。「特別扱いされなかったのが一番うれしかった」と振り返る。

 この春から京産大硬式テニス部に所属し、初めての国際大会に向け練習に励む。「うれしい気持ちもあるが、代表の責任の重さを感じる。全力で戦いたい」と力強く語った。

【 2017年07月02日 11時51分 】

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