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高校サッカーVの夢、コーチで挑戦 京都橘・高林さん

京都橘高が全国準優勝した時の主将で、現在母校のコーチを務める高林さん(京都市伏見区・伏見桃山城運動公園)
京都橘高が全国準優勝した時の主将で、現在母校のコーチを務める高林さん(京都市伏見区・伏見桃山城運動公園)

 30日に開幕する全国高校サッカー選手権に6年連続で出場する京都橘高に、5年前の全国準優勝時の主将がコーチとして加わり、明るい人柄でチームをもり立てている。「自分ができなかった優勝をスタッフとして成し遂げたい」。後輩とともに夢を追う。

 高林幹さん(23)=京都市伏見区。木津川市出身で京都サンガU-15から同高に進み、DFとしてプレーした。入学する2年前、同高は創部8年目で京都大会を初制覇。だが高林さんが最上級生になった当初、新人戦や全国高校総体の京都大会で8強どまりだった。3年生で話し合い、学校周辺の清掃やグラウンドで整列してあいさつするなど生活態度を見直した。チームにまとまりが生まれるようになり、壁を突破した。

 その年度の全国高校選手権では、現在J2京都サンガFCで活躍する仙頭啓矢選手(22)と小屋松知哉選手(22)が攻撃の軸になり、快進撃を続けた。高林さんは初戦の後に胃腸炎を患い、ほとんど出場できなかったが、懸命に仲間を鼓舞した。チームは「高林の分も戦おう」と団結。優勝を懸けた鵬翔(宮崎)とのPK戦で、シュートを外した仙頭選手の肩を抱き慰めたのは、高林さんだった。

 天理大に進学し、主将として活躍。教職免許を取る一方、卒業後プレーヤーを続けることも考えたが、米沢一成監督(43)から誘われ、母校の体育教師に採用された。恩師は「今の子たちはあの準優勝に憧れて入部してきた。全国での経験を伝えてほしい」と話す。

 現在は主にベンチ外選手の指導を担当。主将としてチームの和を尊重した当時のように、練習の雰囲気を大事にする。「遠くに飛んでいったボールをそのままにしないとか、振る舞いを大切にしたい」。普段の真面目な姿勢が試合の結果に結びつくことは、自らが実証している。

【 2017年12月28日 21時00分 】

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