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マラソン練習、もう1歩踏みこみ挑戦を 日本陸連・河野氏

「2018年は目いっぱい強化する年」と語る日本陸連の河野長距離・マラソンディレクター(京都市中京区)
「2018年は目いっぱい強化する年」と語る日本陸連の河野長距離・マラソンディレクター(京都市中京区)

 14日の全国女子駅伝を前に、日本陸連の河野匡長距離・マラソンディレクターに、日本女子中長距離界の課題や、東京五輪に向けた2018年の強化方針などを聞いた。

 -昨夏の世界選手権ロンドン大会で、日本女子長距離の選手は結果を残せなかった。

 「5000メートル、1万メートルはベースとなるスピード、ラストの切れ味が明らかに足りなかった。マラソンは国際大会の経験不足で、大舞台で自分の力を出し切れる力がなかった」

 -昨年から2020年東京五輪のマラソン代表選考が始まった。 「過去3大会の五輪の結果を見て、日本の弱点はマラソンをコントロールする力がないことと認識している。克服するためにマラソンを複数回経験すること、自国開催の五輪の大きな重圧の中でも順位を取ることを重視した選考方式になった。これまでのレースで最後まで自分の力を出し切ろうとする姿勢が見られていると感じている。各選手で一つ一つのマラソンの経験を積み上げてほしい」

 -日本記録が長年更新されていない。

 「端的に言えば力がない。ケニアの選手や(福岡国際マラソンで好走した)大迫傑選手は結局、ハードな練習をしている。選手と指導者が科学的なトレーニングから、もう一歩踏み込んで挑戦することを躊躇しているのかなと思う。打破するための刺激策を考えたい。2018年は目いっぱい強化する年。やろうか、やるまいか迷うことにもチャレンジできる」

 -今回の全国女子駅伝に期待することは。

 「若い選手が多く顔ぶれが変わった印象を受ける。2020年やその後に向け期待したい選手もいる。駅伝はあくまでも強化のツール。世代を超えた経験をして、一皮むけるきっかけにしてほしい」

【 2018年01月10日 17時30分 】

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