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車いす駅伝に健常者チーム初出場 11日号砲、心待ちに

初参加する健常者チーム「車いすマラソン愛好会」のメンバー(写真左列)。車いすの選手と一緒に開会式に参加した=京都市左京区
初参加する健常者チーム「車いすマラソン愛好会」のメンバー(写真左列)。車いすの選手と一緒に開会式に参加した=京都市左京区

 11日に京都市内で行われる「第29回全国車いす駅伝」に、健常者だけのチームが初めて出場する。メンバーの6人はこれまで各都道府県チームのスタッフなどで大会に関わってきたが、今回は「車いすマラソン愛好会」としてオープン参加する。「うれしい。まずはレースを楽しみたい」と号砲を心待ちにしている。

 メンバーは宮城や愛知など4県の男性5人と女性1人で、普段から競技用車いす「レーサー」に乗って練習している。監督を務める埼玉県の特別支援学校教諭の吉川博史さん(63)=埼玉県越谷市=は、競技歴20年。全国車いす駅伝には過去埼玉チームの監督として参加し「選手がうらやましいと思っていた」という。

 全国には健常者も出場できる車いすマラソン大会があり、数年前から愛好会のメンバーの一人で宮城県職員の藤田悦生さん=仙台市=が中心となって同駅伝への参加を要請してきた。昨年の大会で選手に健常者チーム参加の是非を聞いたところ大半が賛成で、今回のオープン参加が決まった。

 同駅伝は昨年、参加チーム数が18と過去最少だった。来年30回の節目を迎える前の新たな試みに、京都障害者スポーツ振興会(京都市左京区)の中村芳道事務局長(61)は「今の共生社会の流れの中で、障害者と健常者が一緒に参加することに意義がある」と強調する。愛好会の佐藤貴洋主将(50)=千葉市=も「今回をきっかけにレースの輪が広がれば」と話す。

【 2018年03月11日 05時00分 】

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