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オーロラ爆発の仕組み解明 京大、発生場所予測に期待

夜空の一点から急激にあふれ出した光が広がる「オーロラ爆発」(海老原准教授提供)
夜空の一点から急激にあふれ出した光が広がる「オーロラ爆発」(海老原准教授提供)

 極地の夜空に輝くオーロラが急激に明るく光り出す「オーロラ爆発」の発生する仕組みを京都大生存圏研究所の海老原祐輔准教授らの研究グループが解明した。オーロラ爆発は、大規模停電や人工衛星の機能障害などをもたらすことがあり、予測の可能性を高める重要な発見という。米科学誌で21日、発表した。

 オーロラ爆発は、夜空の一点から急激に光があふれだし西方向へ広がる現象で、宇宙空間に向けて大量の電流が流れることで発生する。原因は不明で、発生の場所や時間が予測しづらく、天体ファンだけでなく多くの科学者の関心も引きつけてきた。

 海老原准教授らは、宇宙空間のプラズマと磁場の相互作用を計算する「電磁流体方程式」を用い、オーロラ爆発をコンピューターでシミュレーションした。

 結果、極地から延びる磁力線に沿ってプラズマが流れ込む様子を再現できた。極地周辺の上空に集まったプラズマが回転運動を始め、地球から宇宙空間に向け電流が放出されて増光。その周辺で電気が余り、さらにプラズマを回転させることで、電流の流れる部分が広がっていった。

 海老原准教授は「宇宙と地球がダイナミックに作用し合って発生すると分かった。生活にも深刻な影響を与えるオーロラ爆発の全容を解明するきっかけとなってほしい」と話した。

【 2015年12月21日 22時30分 】

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