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大津市長に越氏再選 「改革」訴え、3氏破る

大津市長選で再選が決まり、支援者から花束を受け取る越直美氏(右)=17日午後9時54分、大津市螢谷
大津市長選で再選が決まり、支援者から花束を受け取る越直美氏(右)=17日午後9時54分、大津市螢谷

 任期満了に伴う大津市長選は17日、投開票され、現職の越直美氏(40)が、前県議の蔦田恵子氏(54)、テレビプロデューサーの川本勇氏(56)、共産党県委副委員長の川内卓氏(60)=共産推薦=の3新人を破り、再選された。越氏は民主党の支援や連合滋賀の推薦を得て無党派層にも浸透し、5万4255票を獲得。自民党市議の大半や経済界が支援した蔦田氏を8517票差で突き放した。投票率は47・97%で、前回を3・82ポイント上回った。

 人口減少社会に対応するための政策や、越市政の1期4年の行財政改革の評価などが争点となった。共産以外の政党は推薦を出さなかったが、実質的には政党ごとに分かれて各候補を支援する構図となった。

 越氏は現職の知名度を背景に優位に立った。1期4年の徹底した行革や市政運営手法を新人3人から激しく批判されたが、選挙では20年、30年先を見据えたまちづくり政策を強調し、「越改革の継続」に民意の支持を得た。

 蔦田氏は、越市政に不満を抱く大津の経済界をはじめ、自主投票とした自民や公明党の市議らが支えた。越氏の行革に対抗して「正しい改革」と訴えたが、組織をまとめきれず、無党派への浸透が弱かった。

 川本氏は「しがらみのない政治」を主張して善戦したが支持を広げられなかった。川内氏は憲法を生かした市政などを訴えたが出遅れが響き、伸びなかった。

▽開票結果(選管最終)

当54,255越 直美 無現

 45,738蔦田恵子 無新

 18,335川本 勇 無新

 10,631川内 卓 無新

・越 直美氏(こし・なおみ)40 無現(2) 米ハーバード大ロースクール修了。米ニューヨーク州弁護士などを経て、2012年に初当選。大津市赤尾町。

【 2016年01月17日 22時31分 】

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