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亀岡スタジアム、建設に動く 第三者委が了承、府予算計上へ

スタジアム建設の事業実施について議論した公共事業評価第三者委員会(京都市上京区)
スタジアム建設の事業実施について議論した公共事業評価第三者委員会(京都市上京区)

 京都府が亀岡市で計画する球技専用スタジアム建設を巡り、事業の是非を協議する府公共事業評価第三者委員会が3日、京都市で会合を開き、当初計画から予定地を変更したJR亀岡駅北側の土地区画整理事業地での事業実施を了承した。これを受け、府は近く公表する2017年度一般会計当初予算案にスタジアム建設費を計上する。

 国天然記念物アユモドキの保護策を検討する府の環境保全専門家会議も2日に「地下水への影響は軽微」とする府の調査結果を了承済みで、建設に向けた大きな節目を迎えた。

 この日の評価委で府は、アユモドキ保全のため建設予定地を変更した経緯や、新予定地周辺での地下水調査結果を説明した。専門家会議の委員も出席し、先月25日の会合で府の地下水調査が「不十分」として判断を見送り、追加の解析結果を基に2日、「精緻な調査の継続」を条件に了承したことを報告した。

 評価委では、事業化の議論の在り方について、批判や疑問が相次いだ。委員の一人は、専門家会議が当初了承を見送ってから1週間余りしかたっていない点を挙げ「大きな予算の是非を決める大事な会議だ。公共事業の進め方として良いと思っているのか」と批判した。他にも「市街地に近いのに、生活環境への対策が詰められていない」「地下水への影響調査をもっと丁寧に行うべきだ」といった注文が出た。

 前回の会合で、専門家会議の結果を尊重すると決めていることから、小林潔司委員長(京都大教授)が、新予定地での事業実施を認めることを提案し、了承された。ただ着工の条件として、アユモドキ保全に関する追加調査を専門家会議が了承することを挙げた。

【 2017年02月03日 23時30分 】

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