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トライアスロン、京都から五輪へ 選手育成チーム再出発

ランからバイクへと実戦的な練習に取り組むトライアスロンチーム「AS京都」の選手ら(京都市右京区京北)
ランからバイクへと実戦的な練習に取り組むトライアスロンチーム「AS京都」の選手ら(京都市右京区京北)

 トライアスロンの23歳以下女子日本代表監督などを務めた内山勇監督が率いるチーム「AS京都」が、「京都から世界へ」を合言葉に、五輪選手の育成を目指している。昨年にチーム名を変更し、新たな意気込みで再出発した。内山監督は「原点は楽しむこと。僕自身も笑いながらサポートしたい」と話す。

 チームは2008年に「チームケンズ京都」として発足。当初は中学生を中心に指導を始め、選手の成長とともに年代を拡大し、多くのジュニア選手を世界大会に送り出した。

 所属選手が飛躍する一方で、内山監督は「勝ち負けだけをフォーカスしていた」自身に気付いたという。一部のトップ選手に気を取られ、他の選手に接する時間が少ないことも気になった。初心を思い返し、「強さの原点は一生懸命を楽しむこと」と笑顔を心掛けた。昨春の代表監督退任を前に、改めて京都を拠点に「覚悟を決めて五輪選手を育てたい。チームケンズ京都を発展させたい」との意気込みで名称を変えた。

 現在は小学生から大学生の選手13人の育成をはじめ、社会人や練習生を受け入れ、普及にも力を入れる。事務所のある京都市南区の他、右京区京北の宇津地区を拠点にラン、バイク、スイムの練習に励む。

 所属する立命大3年の山本康貴は「人数が多いので切磋琢磨(せっさたくま)できて楽しい。2020年の東京五輪が最大の目標」と語る。乙訓高3年の中山菜々美も「京北のコースは自分を追い込むことができる。みんなが雰囲気を盛り上げてくれるので高い意識で練習できる」と充実感をのぞかせる。

 地元住民の協力もあり、京北では実戦同様に3種目を連続して行う練習環境が整った。内山監督は「たくさんの人に支えられている。京都で腰を据えて歴史をつくっていきたい」と話す。

【 2017年04月24日 17時10分 】

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