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熊本の復興願い寄付へ 細川家ゆかりの京都・泰勝寺

朱印帳を広げ「復興の一助になれば」と語る堀尾住職(八幡市八幡・泰勝寺)
朱印帳を広げ「復興の一助になれば」と語る堀尾住職(八幡市八幡・泰勝寺)

 熊本藩主細川家のかつての菩提(ぼだい)寺から寺号を移した泰勝寺(京都府八幡市八幡)が、熊本地震からの復興を支援しようと、朱印帳や参拝などで集まったお金を寄付する。22日に被災地を見舞う予定で、同寺は「少しでも気持ちを伝えたい」と願っている。

 泰勝寺は細川家が17世紀に現在の熊本市に建立、幽斎や忠興、ガラシャらの御廟が置かれた。明治時代に廃寺になったが、現在も国史跡として細川家墓所がある。

 八幡の泰勝寺は1918年、円福寺住職や妙心寺管長を務めた神月徹宗老師の発願で建立され、「寛永の三筆」で知られる文化人・松花堂昭乗らの墓もある。老師が廃寺になった熊本の泰勝寺と親交があり、名前と本堂の方丈の額が移されたと伝わる。

 これまでも細川護熙元首相が熊本県知事時代に泰勝寺を訪問するなど、熊本との交流を続けている。

 震災で、墓所のある立田自然公園(熊本市中央区)は一時閉鎖、市内の多くの寺も被害を受けたため、堀尾宗弘住職(65)が「何かできることはないか」と義援金集めを計画。朱印帳や拝観などで集まった計60万円を市や細川家、市内の寺に届ける。

 東日本大震災でも現地を慰問した堀尾住職は「普段の生活でも思いやりは大事。微力ながら、復興の足しにしていただきたい」と願っている。

【 2017年05月20日 10時52分 】

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