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京都駅近くに小劇場計画 来秋に100席規模

劇場改装について会見を行う関係者ら(26日午前11時15分、京都市南区東九条南河原)
劇場改装について会見を行う関係者ら(26日午前11時15分、京都市南区東九条南河原)

 京都の演劇関係者やアーティストでつくる一般社団法人「アーツシード京都」は26日、京都市南区東九条南河原町に新しい小劇場の整備計画を発表した。最大100席収容の上演スペースやカフェ、ギャラリーなどを備えた空間を目指し、資金面では企業の協賛や市民からの寄付などを募る。

 新劇場「Theatre(シアター) E9(ナイン) Kyoto」は、JR京都駅の南東約700メートルにある不動産会社の倉庫(鉄骨造2階建て、約540平方メートル)を改装する。芸術家が滞在制作できる施設も備えた複合的な空間を計画し、総事業費8550万円を見込む。来年秋のオープンに向け、インターネットを使って資金を募る「クラウドファンディング」なども通じて幅広く協力を呼び掛ける。

 同法人は、左京区の小劇場「アトリエ劇研」ディレクターのあごうさとしさんをはじめ、狂言師の茂山あきらさん、現代美術家のやなぎみわさんらが1月に設立。京都では、演劇シーンの象徴的存在だった劇研が8月末に閉館するなど、劇場の閉鎖が続いており、新劇場開設を模索していた。

 東九条地域は、JR線を挟んだ北側への市立芸術大移転計画と連動し、市が文化芸術に重点を置いた活性化方針を掲げている。会見であごうさんは「京都の演劇界は構造的な転換点を迎えている。多くの方に長く愛される『広場』のような劇場を何としてもつくりたい」と述べた。やなぎさんも「小劇場がいくつも消える中で、京都のクリエーティブの精神を守らなければならない」と訴えた。

【 2017年06月26日 17時00分 】

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