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カマキリ銅板細工精巧 祇園祭・蟷螂山で授与

カマキリの銅板細工
カマキリの銅板細工

 京都府舞鶴市の板金職人が、祇園祭の蟷螂(とうろう)山で人気があるカマキリのからくりを模した精巧な銅板細工を手作りしている。昨年に続き今年も前祭(さきまつり)の宵山期間(14~16日)に京都市中京区西洞院通四条上ルの蟷螂山の会所で、1体1万2千円で授与される。

 舞鶴市清道の吉田泰史さん(39)。父親と板金店を営み、住宅の屋根や壁の設置などを手掛けている。2016年度に府の「明日の名工」に選ばれた。

 昨年、京丹後市のショッピングセンターで開かれたものづくり教室で、子どもたちを前にカマキリの銅板細工作りを実演。蟷螂山を組み立てる建方(たてかた)をする府板金工業組合の田原茂理事長の目に留まり、若い職人を応援したいと授与品に加えられることになった。

 銅板細工は高さ9センチで、12センチ角の銅板1枚を切り抜いて作る。体の色は酸化させて緑色にして御所車の屋根をイメージした台に乗る。カマキリのおのの部分は太くして力強さを表現している。今年は12体を用意する。

 吉田さんは「1ミリほどの触覚の部分を切る時に一番神経を使う。ペーパークラフトとは異なる銅板の柔らかさや美しさを生かすことを心掛けている」と話す。

 蟷螂山保存会常任幹事の本井元康さん(76)は「立体感や全体のバランスの完成度が高い。これからも精進して素晴らしい作品を生み出してほしい」と期待している。

【 2017年07月09日 21時40分 】

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